こんにちは!
エムツー・カンパニー社長の江下です。
10月に入って秋も一段と歩みを進めてきたようです。
気象庁などによる事前(7月時点)の長期予報によれば、今年の9~10月は厳しい残暑が続くだろうとの見方でしたが、関東の長雨・冷夏、季節外れの大型台風や大雨など異常気象は続いたものの蓋を開けてみれば僕の住んでいる福岡は比較的過ごしやすく秋らしい秋へ突入していっております(^^
お盆明けには、秋物の立ち上がりがどうなる事かと…気を揉んでおりましたがどうやらスムーズに進んでいるようです。
お客様が、朝晩の冷え込みと日中の過ごしやすさを感じとってくださり、店頭での洋服の売れ行きは熱を帯びて来てくれたらと思っています。
さて。。。
話は全く変わって(笑)
最近珍しくはまっているドラマがあるんです!!!
日頃は全くと言っていいほど続きもののドラマなど見ないのですが(確か最後に全部見たのはあの“倍返し”でおなじみの<半沢直樹>だったと思います)、この秋は久しぶりに全話録画の保存版状態にする勢いです(笑)
そのドラマはNHKで8話連続の予定で放送されている
土曜ドラマ 植木等とのぼせもん
です。
土曜ドラマ 植木等とのぼせもん
昨年の「トットてれび」に続く古き良き昭和の黄金期を見事に再現したNHKのドラマで、
昭和大好き年齢詐称のおっちゃん社長の僕にはたまらない設定です。
加えて原作は博多出身の大コメディアン小松の親分さん(小松政夫さん)の自伝的小説なので、博多っ子気質の視点がそこかしこに取り入れられているところも福岡大好きな僕にはたまりません!!!
劇中に出てくるクレージーキャッツの歌ほとんど歌えます♪
幼き頃より鍛錬を続けたスナック芸の一つです(笑)
で。。。
最近の若い(?)方々は当然なこと、そして僕と同じ世代の多くも植木等さんとクレージーキャッツの全盛期をほとんど知らないと思います…。
このブログを読んでいただいている方の中にはオンタイムでその活躍を見ていた方もいらっしゃるかもしれませんが、どちらかというとTVコントの中で活躍するコメディアンとしての記憶が強いのではないでしょうか?
植木等さんの「…お呼びでない?…こりゃまた失礼いたしました!!!」「分かっちゃいるけどやめられない」
谷啓さんの「がちょ~~~ん!」「ハラホロヒレハレ」
ハナ肇さんの「アッと驚く為五郎」「銅像コント(イタズラされる銅像役)」
などなど懐かしい記憶の片隅に残る伝説のギャグやコントが山ほどあります。
昭和センス僕は大好きなんですけどね(^^
またいろいろな映画やドラマで渋い役どころの個性的な俳優というイメージもあると思います。
そんなクレージーキャッツ正式には「ハナ肇とクレージーキャッツ」なんですが、実は凄腕のミュージシャンが集まった一流のJAZZバンドだったという事はあまり知られていないようです。
ウィキペディアさんの解説によると…(以下引用)
ハナ肇とクレージーキャッツ
ハナ肇とクレージーキャッツ(ハナはじめとクレージーキャッツ)は、日本のジャズ・バンド、お笑いタレント、歌手グループ。クレイジーキャッツと表記される場合もある。
元々は「キューバン・キャッツ」の名で活動を開始したが、進駐軍のキャンプ回りをしていた際、演奏中に洗面器で頭を叩くギャグが大受けし、“You’recrazy!”と言われたことから「クレージーキャッツ」に改名したとされている。渡辺プロダクション所属。数多くのバラエティ番組に出演し、コントを演じるようになってからコントグループと見られるようになってしまった。しかしながら、下記の通り各人は音楽の経験やテクニックという点で卓越した点を持っており、単なるコントグループ、コミックバンドとは全く違う、「音楽の質の高さ」を兼ね備えた異色のバンドともいえる。略称「クレージー」。音楽+コメディという芸能活動を広めた第一人者である。
とあります。
コミックバンドとして音楽にギャグを取り入れたコントで一世を風靡したクレージーキャッツのバックグラウンドには、それぞれが一流プロのジャズメンとして矜持がありそのセンスがあの絶妙な「間」だとか「テンポ」を生み出したのじゃないかと感じます。
それぞれがJAZZという畑で一流と言われる腕を持ちながら「真剣にバカな事」を作りこんでいく集団、
その大きなギャップが見ている僕らを引き付けてしまう魅力なのではないかと感じます。
僕の中で目標する集団(組織)の一つの完成形なのではないかと今回のドラマを見て気が付きました。
もともとJAZZは好きで学生のころから良く聞いているのですが、古今東西の名盤と言われているようなJAZZアルバムのあの何とも言えないセッションはたまらないものがあります。
それはここで書いたクレージーキャッツのようなプロとしての高い意識を持つ集団が個々の個性を認めて尊重しつつ、それでいて競い合って一つの共有するモノを創りだしでいくそんな素晴らしさがあるように感じています。
そんなJAZZセッションをやっているような会社、
そんなエムツー・カンパニーが僕が理想としている組織の姿なのではないかと思っています。
それは
- それぞれが高い仕事意識をもって自分の責任を果たすプロが集まる場所であること
- お互いの仕事を認め合い相互に尊敬できる仕事をする場所であること
- それぞれの個性を活かした自由で楽しい仕事をできる場所であること
- 一見デタラメな動きをしているように見えても俯瞰して見れば調和していて同じ目標に向かって進める場所であること
- 全員が『真剣にバカな事』を思いっきりできる場所であること
こんな場所と組織にしていきたいと思っています。
それは僕が掲げた『経営理念』を具現化したエムツー・カンパニーの姿なのではないかなと。。。
JAZZにコント的な要素を持ち込み観客の米兵から“You’recrazy!”と言われたクレージーキャッツの例ではないですが…
同じ業界・同業他社・お客様から見て
「エムツー・カンパニーさんって変わってるね!おかしいよね!狂ってるよ!クレイジーだぜ!」
って言われるようになれば社長の僕としては<してやったり!>です(笑)
自分たちエムツー・カンパニーがやるミッション、目指す目標、そして結果
全ては一連の流れで続いていくものと思います。
社長の僕も含めて今エムツー・カンパニーで働いているスタッフ全員が個々の責任を果たしながらプロ意識をもって楽しく働ける場所にすること
それが組織のリーダーとしてしゃちょ―に求められている(僕自身が自分に求めている)仕事なのではないかと思います。
最後に…
クレージーキャッツのバンマス(リーダー)であったハナ肇さんの代表的なコント=往年の新春かくし芸大会の名物「銅像コント」=でやられていたようにリーダーたる者周りからイジラレて好きなようにもてあそばれてナンボの世界かと(笑)
まだ僕にはそこまでの“自制心・忍耐心・自尊心”があるか甚だ疑問ですがいずれは“あの”高みにのぼりつめたいと思っています(笑)
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
それではこのへんでごきげんよう

Yoshiya Eshita

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